こんそめぱんちのぴちぴちぱんち

自身のことや自身の興味あることについて書き記していきま……しょっ!!

20年ぶりにブログ書いてみた

久しぶりにブログなんかをしたためております。

 

タイトルの20年は嘘です。すんまそー。

 

最近では長文で想いを届けてくれる後輩などにも「うぇーい」の一言で返すような人間になりました。先輩に倣ってこうなってますので文化ということでよろしく。


ここで書きたいのは僕にとっては感慨深い話です。(近年、"僕にとっては"というアホみたいな前置きが耳にも、目にもつきます。他に誰がおんねんってパターンがほとんどで、ビニール袋の有料化のように"僕にとっては"を有料化します。ちなみに僕にとってはのルールです。)


かっこの文字のが多い…くっ


ま、その感慨深い話なんですけど。


2年前に恩師がスーパーマンのポーズして天に飛んでいきました。そんな恩師の繋がりに神戸新聞、株式会社ジェッソで活躍されてる信濃さんという方がいます。


偶然、街で出くわすことも多く、電車で同じ車両に…なんてこともあったりと不思議な縁。


「木村くん今年は一緒に仕事しよな!」


と声をかけていただき、新聞社と仕事するぐらい大きくなりたいなと志を忍ばせてたら、あらよあらよでそんな仕事が信濃さんから運ばれてきました。


正確には仕事には至ってないのですが、地域からの採用があれば誇れることができるなとワクワクしています。その時には近しいミュージシャンたちにも協力を仰ぎまくるのでよろしく。

 

恩師のいないところで恩師が渡してくれた繋がりで、事が進んでいく。面白いね。僕も繋いでいきたいです。色んな人と人を。


ってな感じでした。


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○2023.6.16(金)

みみみ食堂 単独公演

「ENSEMBLE ON THE AIR〜今夜、すべてのライブハウスで〜」


in THE LIVE HOUSE CHICKEN GEORGE


出演:みみみ食堂


OPEN18:30 START19:00

Charge¥3500(+1DRINK別)


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▼みみみリンク

https://lit.link/mimimishokudou


▼きむらリンク

https://lit.link/konsomekimura

第三話"22"

限りある毎日を生きている。


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夕焼けは燃え尽きて、夜が空に染みていく。学食の大きな窓から漏れる明かりは影を描き、夜と混ざりあって黒が深くなる。楳図かずお漂流教室みたく荒廃した未来に飛ばされた感覚。


誰もいない教室、耳をすませば聞こえてくる体育館のシューズと地面が擦れる音。閑古鳥が鳴いたり繁忙期だったりを繰り返した売店は店じまいをはじめた。幽霊が出る防音室では後輩たちが音を重ねている頃だろう。すぐそばでは帰るタイミングを見失った友人たちの日常が。


卒業間近の大学4年生になった僕は、なんでもかんでもセンチメンタルになれた。そして、毎日がとても眠かった。


そんな11月26日。


その報せは突然だった。着信音が鳴る。


「雅乃が亡くなってもうた。」


電話の向こうで普段連絡を取らない友人からそう告げられた。雅乃とは付き合っていた子の名前で、たった一言で足の先まで不安になった。


"あ、あれ、最後に連絡したのいつだっけ?"


そんなあたふたする僕を見て友人たちが目線で心を配ってくれる。電話はつづく。


夜勤明け自転車で帰宅中にトラックにハネられてしまったこと、病院に搬送されたが助からなかったこと、お通夜やお葬式は地元の岡山ですること、全部、ちゃんと聞いても、よくわからなかった。手足は恐ろしく冷えていた。


落ち着きなく食堂の中を歩き回る。


いつのまにか売店は閉まっていた。


「雅乃が亡くなってもうた」


何度も何度も頭でなぞる。


一つ年上の先輩、岡山育ちの強い口調、何度も告白してフラれた日々、なぜか告白された帰り道。いいとこ就職してもらわな結婚できやんなと笑う君。辿るほどわからなくなった。


電話を終え立ち尽くした。


とりあえず友人たちに説明したが、非日常の出来事に驚き、どう反応すればいいのかわからないといった様子だった。それは僕も同じで、わからないなりに、今は行動しなければいけないと思った。まずは、バイトを休まないといけないと店長に電話をかけた。


「お疲れ様です。すみません、実は付き合ってた子が交通事故で…な、亡くなってまいまして…あ、あの、」


何故かそこで崩れてしまった。


. . 𖥧 𖥧 𖧧 ˒˒. . 𖡼.𖤣𖥧 ⠜ . . 𖥧 𖥧 𖧧 ˒˒. . 𖡼.𖤣𖥧 ⠜


♪冬が寒くって本当によかった

君の冷えた左手を

僕の右ポケットにお招きする為の

この上ない理由になるから


<BUMP OF CHICKEN/スノースマイル>


ひとつ、届け先をなくした唄。


あの子が好きだったBUMP OF CHICKENiPodで再生させる。メロディに引き寄せられた思い出たちが眩しかった。


お葬式を終え、岡山からの帰り道。


夕焼けは燃え尽きて、夜が空に染みていく。


あの子との思い出は影を描き、


夜と混ざりあって黒が深くなる。


それから僕は、真夜中、あの子を探すために、あちこちを徘徊する毎日を送ることになる。


<後半につづく>

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第二話"僕の役目とSF"

エッセイ「きむらとかぞくとおんがくと」第二話"僕の役目とSF"


小さい頃の僕は、なんとなく生きていた。少年から使命を引き出すのも無理な話だが、あまりにも退屈なので日々に「退屈」と名づけ過ごしていた。


仕方がないので、テレビやゲームで時間を右から左へ案内する日々だった。常々、アニメーションで活躍するキャラクターたちを羨ましく思っていた。


「おまえたちには役目があっていいな。」


吉野弘の"I was born"の詩にあるように、産まれることは受身形。人間は生まれさせられるんだね…と少年が気づいたように。生きる役目も手渡さずに産んでおいて、人生の意味を探させるなんて、なんて変な世界だと思っていた。


そして、僕の人生が本格的に産声をあげたのは1995年1月17日5時46分52秒。


神戸の街を大きく揺さぶった阪神淡路大震災は当時7歳の僕の人生をも揺り起こした。


とても鈍く大きな音にビックリして目が覚めた。洋服ダンスが倒れていた。起き上がり辺りを見渡すとトイレとテレビだけに明かりがあった。"ピッー"というSOS信号とも感じ取れる音を発信するテレビには、マリオがゴールすることなくただ立っていた。役目を果たすことがないであろうマリオ。


ドドドドドドッ。


ガタコトガタコトッ。


再び揺れが襲った。まだ呑気に寝ている弟におおいかぶさった。おかんは?スナックの仕事から帰っているのかな?ただ不安で怖かった。とてつもなく不快でもあった。


少しずつ頭が冴えてきて、ある一つの妄想が頭を支配しはじめた。きっとパパが帰ってきたんだ。浮気をして女を突き落としたパパだ。そして、おかんと拳を交えている。あの喧嘩っ早いおかんならあり得る。


「この揺れからすると、悟空とベジータにも負けない強さだ。うわ〜、おっかない。でも、この強さの血を引いてるのか俺は…将来が楽しみだ!よし、なんかテンションあがってきた!とにかく逃げよう!いくわよー!」


寝ぼけまなこの弟を引きずって、家を飛び出した。見慣れた町、見慣れた道が待っていると疑わなかった。しかし2秒でそれは裏切られた。


そこにあったのは、めちゃくちゃに散らかされた日常だった。真っ赤かに染められた空、斜めに傾いた家たち、誰かの叫び声、鼻をつく焦げの臭い。まるで現実はSFの様だった。


"パパとおかんは喧嘩なんかしていなかった。"


瞬時に理解をして、自分に役目が訪れた。


弟の小さな手を引いて大きな道路へ向かう。弟を守らないといけない。おかんを探さなければいけない。しかし、おかんを求めるほど嗚咽が止まらなかった。強くあろうとするほど自分の無力さに打ちのめされた。


大きな道路に辿り着き、目にした燃え盛る空、町に落とされた真っ黒な影。もうダメだと屈服せざるをえなかった。弟と声をあわせて泣いた。一秒がとてつもなく長かった。


すると目の前に車が止まった。

 

降りてきたのはスナックから車を飛ばしてやってきたおかんだった。兄弟を強く抱きしめた。やっぱり、現実はSFの様だった。


その後、車に乗って、どこに向かったのだろうか。どこで眠りについたんだろうか。覚えていない。


ただ車のラジオから淡々と読み上げられる絶望だけが、今もまだ頭に焦げついてる。

 

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第一話 みんな違ってみんないい

エッセイ「きむらとかぞくとおんがくと」
"第一話 みんな違ってみんないい"

 

ひとことで家族を表すとしたら、ぼくの家族はどうやら"複雑"らしい。「みんな違ってみんないい」という金子みすずさんの言葉があるが、それは僕らの名字にも当てはまるのだろうか?昔は家族みんな木村だった気がするんだけども…。

 

靴の生産で有名な神戸の長田。靴底を吐き出す音が鳴り止まないゴム工場で出会ったパパとおかんは大恋愛の末に、結婚。見事、僕と弟の亮太を誕生させた。

 

そして、僕が5歳の頃だろうか。すべての"複雑"の根源はこの出来事だと確信しているのだが、パパがある女性を走行中の車から突き落とした。浮気していた女性だった。

 

それがきっかけで不貞行為が明るみになり、パパとおかんは離婚。親権はおかんが持った。

 

ママ(祖母)がスナックのママをしていたことも影響してだろう、僕と弟を育てるためにおかんもスナックのママになった。女手ひとつで僕と弟を育てていくことになる。気がつけばおかんは趣味の占いの影響で、木村から旧姓の中本になっていた。その方が星の巡りがいいんだそうで。

 

case1.【木村美恵→中本美恵】

 

次に3つ下の弟 亮太。彼は僕がイジメすぎたせいでグレてしまった。中学校もほぼ不登校になってしまい、いつしか入れ墨に憧れを持ち、知らぬうちに墨汁と針を使って足に金魚を描いてみせた。正そうとすればするほど、弟の心は遠くに行ってしまった。

 

中学卒業式の後、校門まで迎えに来ていた警察に連れて行かれ、そのまま少年院へ。中学生の背中に不動明王を彫ったのだ。頼まれたとしても未成年に入れ墨を彫ると傷害の罪に問われるらしい。

何度か少年院の出入りを繰り返した後、弟は気に食わない木村という名字を捨てるためママ(祖母)の養子になり岸亮太になり、実家を出たのだった。

 

case2.【木村亮太→岸亮太】

 

残された僕と遠くで暮らすパパだけが木村を掲げて生きている。先日知ったのだが実はパパ、産みの母親と育ての母親が違ったらしい。それを知ったのは随分と大人になってからだったみたい。

 

case3.【??幸治→木村幸治】

 

もはや、本来自分が持つべき名字はなんだったんだろうか?そんなことに想いを馳せる夜もあったりなかったり。みんな違ってみんないい?

兎にも角にも、僕の使命はこの"複雑"な糸を解きほぐしシンプルにする。これから綴っていく物語ではこれだけに注力したいと思う。

 

case4.【木村勇太→こんそめぱんち☆木村】

 

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頭がよろしいざますね

投げたティッシュが見事にゴミ箱に吸い込まれる感じで良い目覚めかたをした。窓を開けると冬でおまんな〜って風が部屋を走り回った。


楽しそうに走る風に誘われて、「少し走ってみるか!」そんな気持ちにさせられた。普段では珍しいパーカーに温もりを期待し、レモンを浸からせていた水をちびちび飲んだ。


運動後には朝風呂もいいなと頭をよぎる。


あ、どうせならコンビニで収入印紙買ってくるか〜と小銭をつまんだ。


運動用のシューズにかかとを落とし、家をでた。すると「あ、どうせなら、スーパーに買い物してきたら楽か〜」って頭が働く。


働く頭に嫌気がさしてやめる。


<そもそもレモン水ってどんな効果があるんだろうな〜。朝入浴ってどんなメリットがあるんだろうか。どうせ走るなら用事も済ませたら時間の節約だよね。>


効率と見返りを求める自分にうんざり。飲みたきゃ飲め。入りたきゃ入れ。走りたいならただ走れ。やん。やんやん。


そんな自分と向き合えてよかった、気づきです、うふふふ、とか思う自分にも「なんだかな〜」って思う。


複雑になったねー。

わがままと我がまま

どうも、お疲れぱんち。


こんそめぱんち☆木村です。

 

近頃は鶏肉って安いのに、焼き鳥ってなんであんなに高いんだろ〜って考えます。串打ち、炭火焼き、味付け手間がかかるのはわかる。

 

しかし、砂ずりや鶏皮まであの値段は…ちょいと待った!よく話し合わないか?話せばわかる!としか言いようがない。じゃあ食わなければいいって話で、食わないし、食えないし。

 

指咥えて、ビークワイエットです。

 

俺は自分で焼き鳥を作るぞ〜!ジョジョー!

 

そんな心持ちです。

 

改めまして、こんそめぱんち☆木村です。


大きなイベントが続いたり、お仕事をいただいたり、新たな挑戦をさせてもらえたりで、目まぐるしい毎日が続いております。貧乏暇なしとはよく言ったものでして。


しかし、こんな時に限って、


(((本も漫画も読みたいな、映画を見たいな、自然溢れるとこにいって写真や映像を撮りたいな…いや待てよ、というか小説書いてみたいな、漫画も原作とかしたいな、映画の撮影とかしてみたいな、ああ〜ショートドラマとか作りたいな〜。)))

 

っていうね。


自分が望んで、自分が選んだ忙しいなのに、こんなふうに他の欲が出てきたりします。贅沢のアホですね。

 

でも、もしかしたら、人って「○○○したいな〜」の状態が楽でいいのかもしれませんね。現実逃避といいますか。

 

ま、ここで自分の内側を吐き出させていただきましたので、もう100踏ん張りぐらいできそうです。


逃げ出さずに、しっかり向き合って、戦って、乗り越えて、素晴らしい景色を迎えに行きたいと思います。がんばるわよ。


万事、かっこよく!

 

▼木村のすべてはここに

こんそめぱんち☆木村 lit.link(リットリンク)

映画見たよ、この目で

体の調子が悪すぎて、何度か床を突き抜けた魂が地獄の門を叩いてました。しかし、なんとか復活できました。ライブもレコーディングもなんとか、なんとかできました。感謝です。


そして、昨日は比較的に元気な状態で家に1日引きこもり作業をした。集中力が地獄のようにないので「あああああ!もう無理!」となる度にiPadで映画を観ます。ダメな習慣。


あんなに「クリエイトしてやるぞ!」と夢見たキラキラ輝くiPadちゃんの役割と言えば僕にYouTubeNetflixを届けることである。


そういえば大学に行く時も「たくさん勉強して先生の免許をとろう!他にも資格をたくさんとってやろう!」と向上心が灼熱の若人であったが。蓋を開ければサークル〜♪の日々であった。ミステリーである。


昨日は3本の映画。


邦画→空白、マザー。

洋画→ノーカントリー


空白は"友罪"や"渇き"のカテゴリー。見ててテンションが下がりました。チョベリバでした。


マザーは"子宮に沈める"とか"闇金ウシジマくん"思い出した。もっと軽くすると万引き家族とか。最後らへん見てられなくてチョベリバでした。


夜はノーカントリー。これめっちゃくちゃ面白かった。ジャケットがダサくて敬遠してたのが悔やまれる。marvel関連の作品に心揺さぶられすぎて不感症になってるかもしれない。


あと最近漫画読みたくてワンパンマンの原作を読みました。言いたいことは読者を惹きつけてから好きなだけ言えばいい。先週の呪術廻戦の漫画家キャラとかもそうよね。そんなこと考えました。


今日はスペースドッグに行ってきます!