こんそめぱんちのぴちぴちぱんち

自身のことや自身の興味あることについて書き記していきま……しょっ!!

靴下の夜泣き

靴下をまとめ買いするタイプになりました。

 

だが…ってお話なんですけど。

 

かつては貧乏性で血眼になりながら厳選を重ねて靴下を買っていました。アイドルオーディションの審査員ばりにどの子にしよう…この子がいいかな…あ、やっぱりあの子も…そんな具合で3組で1000円なもんですから頭をフル回転。

 

この時ばかりは年中ずっと裸足の一休さんが羨ましくて仕方ありません。そして、

 

無事に買えてからも苦難は続きます。

 

映画300-スリーハンドレット-よろしく少数精鋭に選ばれた3組の靴下たちは日々"足裏の戦地"に赴きます。立派にお勤めする姿に美しさを感じたりも。

 

しかし、織田信長率いる鉄砲隊なみのローテーションの早さですから…靴下たちは疲弊の毎日。負傷するものも少なくなかった。穴があいたり、糸がほつれたり、まさに地獄絵図。

 

時には「靴下3組だけで回すなんて無理だったんですよ…!」と音をあげ、相方を残して消えてしまう靴下も珍しくなかった。残された一枚の靴下はテレビのホコリを絡みとる役割を与えられ、その生涯を終えるのだった…。

 

そんな鬼のような環境を変えるべくプロジェクト"靴下まとめ買い"を敢行することに。

 

労働基準法も年々改正される中、靴下にもゆとりある生活を提供しなければならないと一念発起!

 

「今まで少ないローテーションで頑張らせちまったな!これからは数の暴力だ!足に"多勢に無勢…!"って言わせてやろうな!ってかそもそも…お金なくてごめんな!」

 

こんな調子で靴下まとめ買い。靴下たちは喜んだ。仲間がやってくる!と。しかし、貧乏性は治らないのだろう。新しい靴下に手を出さない僕。いや、出せないのかもしれない。しまいには…

 

「んーと、今ある靴下全部なくなったら新しいのを、おろそうかなーなんて考えてます☺️」

 

なんて言い出してしまった。それからというもの、夜中になると押し入れから使い古された靴下たちの泣き声が聞こえてくるのでした。

 

うるさいので早く寝ようと思います。

 

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レコードって素敵!